第7回協働型災害訓練 in 杉戸に参加して、ペット版HUG 避難所運営ゲーム を体験してきた記録 #防災

こんにちは、高知県須崎市在住の、動物看護師のまゆゆこと 武田真優子 @aisu_dog です。

ペット泊まれるすどまり宿「どうぶつすどまりBOOK」のオーナーをしたり、絵を描いて理解の手助けをするグラフィックコネクターしています。

このエントリでは 第7回協働型災害訓練 in 杉戸 〜つながることは備えること「災害支援における『リーガルニーズ&ペットニーズ』」参加レポート(主にペット版HUG 避難所運営ゲーム体験)を書きます。

ペットに関するイベントがさらに差し込まれる、避難所運営ゲームを体感しに行くために、ちいさなクラウドファンディングをしまして、

速報のエントリはすでに公開済みです。


そもそも「避難所運営ゲーム(HUG はぐ)」って、なによ


H Hinanjyo ひなんじょ 避難所
U Unei うんえい 運営
G gemu げーむ ゲーム

😲ほんとに!?

(。_。)ウン

・・・なんのダジャレなのかとお思いのあなた、せいかーい!!笑
ほんとにすみません、私はつくりがあまりにシンプルでぽかんとするネーミングだけれど、覚えやすいなって思いました!!

東日本大震災時にも役立った!職員発案の避難所運営ゲーム「避難所HUG」が静岡県から全国へ広がる | 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME’S PRESS】

『避難所HUG』のゲーム内容がこちら。体育館の見取り図に避難者カードを並べていく。車で過ごす避難者の車両の大きさ、仮設トイレや炊事場も随時記入(画像・文章共にリンク先より引用)

避難所運営ゲーム(以下、HUGと書きます)の詳細は、リンク先に詳しいです。このゲームで ペットに関するイベントがさらに差し込まれるのが、 ペット版HUGであり、開発者は三浦律子さんです。

いちど、話を時間の流れに戻しますね😊

このHUGをしたからといって、生き残れるのかということは直接は影響はないと思います。もちろん、危機意識が上がって、普段から備えるという意識付けをしたら違いますけれど。

まずは、どうか皆さん、生き残ってください。HUGの話はそれからのこと。

なぜなら、生き残ったあと、避難所を開設したり避難所での行動をイメージするものがHUGだからです。

じゃあ、「自分が生き残るためにどうしたらいいのか」というのは、あなたが住んでいる土地の形や地盤であったり、ハザードマップを調べたり、あなたが家にいるのが職場にいるのか買い物に行っているのか、なんてことによって変わってきますので、あなたがご自分でカスタマイズするしかないんですよね。

もちろん、そこを考えるための考え方や知見をお伝えすることはできますが、あくまでも一般的なことだったりします。


結論、HUGを体験したからといって、それだけで世界は変わらない

模造紙を体育館に見立て、HUGカードを置いていきます。

身も蓋もないですけれど、あえて言葉にしました。

ですので、HUG以前のことはあなたはじめゲーム参加者がイメージしている必要がありますんで、このゲームを学んでも、

・避難所まで行けるか
・避難所でペットを受け入れてくれるのか

ということは何も変わらないです。学んで、じゃああなたがどうするのか、が大事なところですよね。これは、私も含め今回参加された全員に言えることです。

じゃあ参加するだけじゃ意味がないのか、というとそんなことはありません。

・避難所運営をする防災リーダー
・行政の方

の知識にはなりますし、

・防災リーダーさんに繋がっている方

がお知らせすることには、すごく役立つと思います。また、ペットに関係なく避難所運営をことを体験するためには、すごくよいものです。私がHUGを今回で2度体験しました)

つまり、HUGは、気づきのきっかけ、なんですね。

では、私には、なにができるのか

例えば、

・このようにあなたに読んでいただけるようにアウトプットすること
・地域の防災リーダーとHUGをする
・高知県で防災をすすめている団体にペットの話をしにいく

かなって思っています。

さて、ようやく実際のHUG体験話開始!

動物支援ナース 代表の西村裕子さんのお話しから始まりました。

今回、私は参加者として参加しました。チーム内の目標を決めるときに「避難所でペットを受け入れてほしい」という実体験からの願いをお伝えし、

「ペットを受け入れる(犬猫)」

という目標が決まりました。個人的にはなぜ犬猫だけ?と思ったんですが、これは黙りました。多くの人にはあたりまえに命の優先順位があるんだなとあらためて思ったのでした。この命の優先順位は私もあります。それが悪いことではない。

けれど、実際には犬猫だけじゃなく、ウサギもカメもサカナも来ます。そのときにどうするのか。前もって話す必要がありますよね、と個人的にはやっぱり思ったんですが、黙りました。


結果は、実際にHUGをすれば見えるからです。



チームの役割は今回はランダムにカードで決まりました。リアルでは、「得意なことをしてもらうほうがいいよな」と思いました。私はたまたま広報リーダーで、もともとの得意なこととぴったりだったので(まとめながら描き留めるということが得意)なので、他の班と比べるとですが、掲示板を活用ことができたなと、そこは安心。

これは、リアル避難所の掲示板の例です。(ありがとうございます!)
掲示板、ほんとうに大事なんですね。


HUG最中はもうとにかく声がけと、私は広報でしたので、情報のモレヌケがないように努めていました。そこそこうまく機能したようにい思います。

やりながら「失敗したな」と思ったのは、広報の私が受付も兼務してしまって、これが全くできない。ですので、HUG時には他の方が代わりをしてくださっていました。また、広報にお手伝いをしてくださる方がでてきてくださってありがたかったです。けれど、その人の役割はなんだったんだろう?確認不足でした。

リーダーが気づきを、全体に共有しています。


このHUGの大事なところは、振り返り。
はじめの目標、「ペットを受け入れる(犬猫)」 は達成できたと思います。

今回においては、私自身はペット版HUG自体の効果を体感はできませんでした。けれど、このイベントに参加している方は関心や危機感を持っている方々なので、その方々と出会えたことはよかったなぁと思っています!

野外ペット避難所って時期によっては過酷…

災害救助犬にお手伝いいただきました。

HUGの後は、昼食。動物支援ナースが中庭に設営した野外避難所の横に並び、炊き出しをいただきました。

これが、寒い!
今年はあたたかいとはいえ、寒い!

こちらにも書きましたが、災害時、運よく生き残れたとしても、その後の衛生管理や扱いで亡くなるきっかけのひとつになりえる「ペットとの避難」は、今から考えておかないとならないことだなと、この場所で改めて思いました。

寒い!

炊き出しは焼きそばと豚汁。


熊本地震を経験された漫画家「ひさいめし」にもありましたが、やはり、あったかいものはありがたいですね。

他の登壇やプレゼンはどうだったの?

だいぶ長くなっていますが、印象に残ったところをザッピングしますね。

● 岡本正弁護士 「被災地におけるリーガルニーズ」

岡本弁護士は、高知県立大学にて資料整理をしているときにお名前と活動をすこし知っていて、今回お話し伺えて感動しました。

岡本先生のブログ記事はこちら
(私のイラストnoteを載せてくださっています。ありがとうございます)

災害対策基本法という法律があるから、もし災害を時があった起きても物資がいただけるのだと改めて認識したとともに、
この法律で決められている支給金額は最低料金であり、必要に合わせてアップデートできることを知りました。けれど、生き残り、物資をいただけるだけでありがたくて、「これがほしい」と言えない、言ってはいけないと思い込む私たち。

この「我慢をすることが美徳である」という悪しき考え方を私たち自身がアップデートする必要があるんだなと、思いました。なぜなら日本はこれからもっと災害が増えてゆくだろうからです。

その意味で、もちろん改善されてきているとはいえ、

・なぜ今でも避難所は体育館なのか
・災害弱者と呼ばれる方へのケアはどうなのか

など、自分たちが疑問を持ち、声を上げていく必要があるよねとあらためて思ったのでした。


●里村真吾 企画専門官 「みんなでマイタイムライン」

台風などによる洪水や越水等の水害は、地震と比べるとですが、余裕をもって事前に準備ができる災害なんですよね。(地震はいつくるかわらないけれど、台風はおおよそ予想が付くという意味で)

みんなでマイタイムライン

マイ・タイムラインは住民一人ひとりのタイムラインであり、台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、 自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものです。
時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待されています。


みんなでマイタイムライン より引用

河川に対する取り組みや、里村専門官の想いを間近で見聞きでき、行政もやることをやっているんだ!と改めて知ることができました。

●後藤真太郎教授 「インシデント・ コマンド ・システム(ICS)」

ICSとは、簡単に言えばアメリカで採用されている「災害マネジメントシステム」のことです。アメリカ合衆国では、連邦政府のため大規模災害などに対応するFEMA(緊急管理庁)が置かれ、それが各州政府、軍や消防、警察などをシステマチックに連携活動ができるように機能しています。

ICSとは何か より引用

どうしようもなく、すみません。
「図上訓練」がなんたるか、私は理解していませんでした。

ヘリコプターがやってきて、訓練するのだと思ってました。ひどい。

これが、図上訓練だ!
決まった命令系統に沿って、運営をしていく。

経験・知識・技術・勘などなどを、フル活用した図上訓練。
私はペットのグループだったんですが、悪夢の「ニーズがない」が頻発し、情報を集めようとするだけで精いっぱいでした。

また、この訓練も振り返りが大切。なんですが、発表時間が決まっていなかった?のか、時間が押してしまい私は最後まで残れませんでした。残念。
(次回は発表時間を決めてくださると嬉しいです)

ほなまた!